福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
鉄製 銀象眼冑
名称 鉄製 銀象眼冑
よみがな てつせい ぎんぞうがんかぶと
指定区分 国指定
種別 有形文化財 工芸品
時代 鎌倉
所有者所在地 福井市毛矢
所有者・管理者 藤島神社
員数 1頭
指定年月日 明治33.4.7
指定番号 工121号
構造形式・法量 42間筋胄
公開状況
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文化財解説文  この冑は明暦年間(1655~1657)に吉田郡福万町(現在の福井市新田塚)の燈明寺畷の水田から掘り出されたものである。代々越前松平家の秘蔵品であったが、明治10年(1877)に松平茂昭が藤島神社に奉納した。
 銀で唐草文を象眼した42間の筋冑で、鉢の外側面に宮中守護の三十番神号、裏に元応元年(1319)八月と刻字があることから、新田義貞所用の冑と伝えられる。なお、燈明寺畷は延元3年(=北朝:暦応元年(1338))に、義貞が戦死した地と伝えられている。
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