文化財解説文 | 吉次は青江派を代表する刀工のひとりであるが、青江派とは平安時代末から南北朝時代にかけて繁栄した鍛冶群であり、備中国青江(岡山県倉敷市)に居住した。吉次は鎌倉時代末期の刀工で、右衛門尉吉次と銘を切ることが多い。 本刀は、明治10年(1877)に徳川家達公爵が藤島神社に奉納されたものという。長さは76.2cm、反りは2.4cm。形状は鎬造、庵棟。金梨子地葵紋蒔絵糸巻太刀拵は附指定となっている。 |
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文化財解説文 | 吉次は青江派を代表する刀工のひとりであるが、青江派とは平安時代末から南北朝時代にかけて繁栄した鍛冶群であり、備中国青江(岡山県倉敷市)に居住した。吉次は鎌倉時代末期の刀工で、右衛門尉吉次と銘を切ることが多い。 本刀は、明治10年(1877)に徳川家達公爵が藤島神社に奉納されたものという。長さは76.2cm、反りは2.4cm。形状は鎬造、庵棟。金梨子地葵紋蒔絵糸巻太刀拵は附指定となっている。 |
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