
名称 | 絹本著色 大功文政像 |
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よみがな | けんぽんちゃくしょく たいこうぶんせいぞう |
指定区分 | 県指定 |
種別 | 有形文化財 絵画 |
時代 | 室町時代 |
所有者所在地 | 小浜市 |
所有者・管理者 | 龍泉寺(若狭歴史博物館に寄託) |
員数 | 1幅 |
指定年月日 | 平成16.1.23 |
指定番号 | 福井県指定第346号 |
構造形式・法量 | 縦74.9㎝、横37.9㎝ |
公開状況 | |
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文化財解説文 | 法被を掛けた曲蠖狽フ左端に柱杖を立て、衣に袈裟を着け、右手に払子、左手に数珠を執って、やや右へ頭部を向けて座す大功文政を描いたものである。下辺には沓を置いた円形の脚踏を置く。像上には英甫永雄の賛十八行を書す。大功文政は、曹洞宗永平寺明峰派の僧で、天文10年(1541)頃、武田信高の創建になる龍泉寺に請われて開山となり、永く寺の維持に努め、天正4年(1576)8月、69歳で入寂している。
図上の賛は、武田信高の子で、建仁寺前住の英甫永雄が、文禄3年(1594)8月、亡父と親交のあった大功文政を悼みその徳を称えて記したものである。文中に在世時に絵師に描かしめたとあり、おそらく生前に作成された頂相に、寂後18年を経た忌日に追善のため賛を書き加えたものと思われる。 |
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