福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
名称 相撲甚句
よみがな すもうじんく
指定区分 県指定
種別 民俗文化財 無形民俗
種類 無形民俗文化財
時代
保存団体・保持者 阿曽相撲甚句保存会
所在地・伝承地 敦賀市阿曽
指定・選択・認定年月日 昭和40.5.18
指定番号 福井県指定第128号
民俗芸能等群での分類 ふくいの農耕習俗(豊作への祈りと感謝)
公開状況 9月第3日曜日
交通案内
公式リンク
文化財解説文  利椋神社の秋祭の奉納相撲は、「阿曽の相撲」として近郷近在に知られており、その中入りに踊られるのがこの相撲甚句である。由来は定かでないが、利椋大明神と八幡大神に、崇敬と感謝を捧げる神賑の行事として発祥したものらしい。
 元禄(1688~1703)の頃には、化粧回しをつけた今の姿となったといわれる。行事が中央で軍配を捧げ、初切から大関までの10名の力士が、伝来の化粧回しをつけ、土俵に勢揃いして数入が行われ、五穀豊穣、家内安全を祈り、悪を払う勇気と力と忍耐を表現する。
 音頭取が登場し、緩やかなテンポの「大踊」が始まる。続いて、ややテンポの早い「小踊り」となる。甚句踊りや化粧回しの由来、敦賀の名所が名調子に乗り、最後に全員で後囃子を斉唱して終了となる。
 開催日時は、年によって変更がある。
一覧へ