福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
往生要集(写本)
名称 往生要集(写本)
よみがな おうじょうようしゅう(しゃほん)
指定区分 県指定
種別 有形文化財 書跡・典籍・古文書
時代 鎌倉時代
所有者所在地 越前市蓬莱町8-8(越前市武生公会堂記念館寄託)
所有者・管理者 引接寺
員数 9巻
指定年月日 昭和28.3.19
指定番号 福井県指定第19号
構造形式・法量
公開状況
交通案内
公式リンク
文化財解説文  引接寺は天台真盛宗の別格本山で、真盛上人開基の寺院である。往生要集は永観2年(984)に天台宗の僧である源信が著したものである。引接寺に伝わるものはその写本で、9冊とも紺の表紙で、各頁は6行で記されている。奥書きがないため正確な年代は分からないが、書風などから鎌倉時代初期、もしくはそれ以前のものと考えられている。冊によって筆跡が異なるが、分担して書写されたためであると考えられる。寺伝によると真盛上人遺愛の本と伝えられている。
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