福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
版本 大般若経
名称 版本 大般若経
よみがな はんぽん だいはんにゃきょう
指定区分 県指定
種別 有形文化財 書跡・典籍・古文書
時代 南北朝
所有者所在地 越前市
所有者・管理者
員数 600帖
指定年月日 昭和63.3.18
指定番号 福井県指定第265号
構造形式・法量
公開状況
交通案内
公式リンク
文化財解説文  八幡神社に伝来した版本大般若経600帖は、折帖で茶地紙表紙の装幀で、外題が墨書されており、料紙は黄楮紙である。この版経は比丘永清が南北朝時代に広く勧縁して、京都東福寺正統庵にあった版木を用いて摺られたものである。本経典の伝来については不明な点が多いが、経箱や経の墨書から、室町時代中期には朽飯寺に伝来し、その際に欠失部分の補修が行われたという。さらに元文5年(1740)に粟生寺の前住職と朽飯寺の住職によって当時の欠本をすべて補ったことが知られている。
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