福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
家形石棺および副葬品
名称 家形石棺および副葬品
よみがな いえがたせっかんおよびふくそうひん
指定区分 県指定
種別 有形文化財 考古資料
時代 古墳時代
所有者所在地 福井市
所有者・管理者 福井市(郷土歴史博物館)
員数 1括
指定年月日 昭和28.3.19
指定番号 福井県指定第18号
構造形式・法量
公開状況
交通案内
公式リンク
文化財解説文  足羽山古墳群の竜ヶ岡古墳から出土した石棺及び副葬品である。石棺は、笏谷石製で刳抜式の形態を有する。石棺蓋両端に2個ずつ合計4個の縄掛突起が付けられている。竪穴式石室内に埋納されていたが、盗掘をうけた時に蓋の一部が破壊されていた。石棺には、壮年女性と若年男性の人骨が各1体互い違いに埋葬された状況で検出されている。また、副葬品として、二神二獣鏡1面・譽剳カ鏡1面・竪櫛1個・勾玉3個・管玉21個・ガラス小玉185個・貝釧3個・石釧6個・鉄建3振・鉄斧2・鉄鍬1・刀子4・バチ形鉄片2・釘状鉄器4が出土している。なお、竜ヶ岡古墳は、現在消滅しているが、直径約30m・高さ7.5mを測る5世紀前葉の円墳と考えられる。
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