名称 | 絹本著色 種字両界曼荼羅図 |
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よみがな | けんぽんちゃくしょく しゅじりょうかいまんだらず |
指定区分 | 県指定 |
種別 | 有形文化財 絵画 |
時代 | 鎌倉時代 |
所有者所在地 | 高浜町 |
所有者・管理者 | 中山寺 |
員数 | 2幅 |
指定年月日 | 平成19.4.20 |
指定番号 | 福井県指定第365号 |
構造形式・法量 | 縦115.0cm、横88.3cm |
公開状況 | |
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文化財解説文 | 本図は仏像を梵字にかえて表した種字曼荼羅である。両界曼荼羅の遺品は極めて多いが、本図のように仏像を梵字であらわしたものはそれほど多くはない。しかも、本図のように彩色が施された遺品はまれである。「大飯郡青之郷中山寺由来之事」には、延文年中(1356~60)に堂舎を再興した際に、「遍知院宮自筆之曼荼羅二幅御寄附被成下」とあり、本図はこれに相当するものと思われる。 おそらく密教寺院に欠かせない本尊としてこの時期に寄付されたと推測される。 ただし、本図の明るい色調は鎌倉時代を降るとは考えにくく、制作年代に関しては鎌倉時代後期と考えられる。 |
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