
名称 | 有樋式石剣(大鳥羽遺跡出土) |
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よみがな | ゆうひしきせっけん(おおとばいせきしゅつど) |
指定区分 | 県指定 |
種別 | 有形文化財 考古資料 |
時代 | 弥生時代 |
所有者所在地 | 若狭町 |
所有者・管理者 | 若狭町 |
員数 | 1点 |
指定年月日 | 昭和53.7.25 |
指定番号 | 福井県指定第201号 |
構造形式・法量 | |
公開状況 | |
交通案内 | |
公式リンク |
文化財解説文 | 大鳥羽遺跡は、鳥羽谷のほぼ中央部に位置する弥生時代中期末頃の遺跡である。遺跡からは弥生式土器や磨製石剣が出土している。そのうち磨製石剣の1つである有樋式石剣1点が県指定になっている。石剣は、現長22.1㎝(先端部を欠損)・茎の中央部の幅1.4㎝・厚さ0.9㎝・関部の下底幅4.1㎝を測り、材質は粘板岩である。なお、磨製石剣はもう1点出土しおり、鉄剣形を呈している。有樋式石剣および鉄剣形石剣ともに細形銅剣を模倣したものと考えられ、若狭地方における弥生時代中期の武器形祭祀の一旦を物語る出土遺物として貴重なものである。 |
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