福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
松明山二号墳出土品
名称 松明山二号墳出土品
よみがな たいまつやまにごうふんしゅつどひん
指定区分 県指定
種別 有形文化財 考古資料
時代 古墳時代
所有者所在地 越前市
所有者・管理者 越前市(今立歴史民俗資料館)
員数 126点
指定年月日 昭和63.3.18
指定番号 福井県指定第266号
構造形式・法量
公開状況
交通案内
公式リンク
文化財解説文  松明山2号墳は、越前市赤坂・東庄境町地区にまたがる、通称「松明山」山頂に位置する古墳である。2号墳は昭和54年(1979)に発掘調査が実施された。調査の結果、一辺14mの方墳で、箱形木棺を直葬した埋葬施設が検出されている。埋蔵施設からは、遺骸頭部付近と考えられる場所より家屋人物獣文鏡1面、首飾りA連(管玉55個)、首飾りB連(管玉51個、小型勾玉18個)、驩蜀1本が出土している。これら出土品が指定となっている。家屋人物獣文鏡は、莉ソ製鏡で、内区に家屋2棟、人物1人、獣5匹が描かれている。現在、国内における古墳時代の鏡に家屋が描かれているものは、本鏡と奈良県佐味田宝塚古墳出土の家屋文鏡の2例のみである。なお、本古墳の築造年代は4世紀後葉と考えられている。
画像
一覧へ