
名称 | 向山1号墳出土品 |
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よみがな | むかいやまいちごうふんしゅつどひん |
指定区分 | 県指定 |
種別 | 有形文化財 考古資料 |
時代 | 古墳時代中期 |
所有者所在地 | 若狭町 |
所有者・管理者 | 若狭町 |
員数 | 1括 |
指定年月日 | 平成28.3.25 |
指定番号 | 福井県指定第424号 |
構造形式・法量 | |
公開状況 | |
交通案内 | |
公式リンク |
文化財解説文 | 若狭町堤・下吉田の向山尾根上に所在する向山1号墳から出土した、古墳時代中期の出土品一括である。昭和62・63年(1987・1988)度に発掘調査が実施され、後円部の横穴式石室や前方部の埋納施設から豊富な副葬品が発見されている。石室や埋納施設から出土した副葬品の残存状況は良好で、当時の葬送儀礼の実態に関する情報が得られる好例である。副葬品には、金製垂飾付耳飾をはじめ、銅鏡・短甲・盾・鉄刀・鉄剣・鉄槍・鉄矛などの多彩な副葬品を備え、中でも金製垂飾付耳飾は朝鮮半島からもたらされたものと考えられ、資料的価値は非常に高い。日本海沿岸地域では、短甲3領や前方部に武器武具の埋葬施設を有する古墳は他になく、当時の大和政権と地域政権との関係を示す資料として、その学術的価値は高い。 |
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