| 名称 | 紙本著色 和漢故事人物図 |
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| よみがな | しほんちゃくしょく わかんこじじんぶつず |
| 指定区分 | 県指定 |
| 種別 | 有形文化財 絵画 |
| 時代 | 江戸時代前期 |
| 所有者所在地 | 福井市文京 |
| 所有者・管理者 | 福井県（県立美術館） |
| 員数 | 12幅 |
| 指定年月日 | 平成22.4.9 |
| 指定番号 | 福井県指定第374号 |
| 構造形式・法量 | 縦36.0cm、横59.1cm |
| 公開状況 | |
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| 公式リンク |
| 文化財解説文 | 本図は『伊勢物語』や『源氏物語』など、日本や中国の故事・説話・物語などから12の画題を描いたものである。現在は1図ずつ掛幅に装丁されているが、もとは1巻の絵巻であった。備前池田家に伝来したもので、作者は福井藩主の松平忠直・忠昌に仕えた絵師、岩佐又兵衛勝以である。又兵衛は江戸初期の絵師で、元和2年（1616）頃から寛永14年（1637）まで、約20年間を福井で過ごした。福井時代の作品としては、重要文化財に指定されている「旧金谷屏風」が有名であるが、本作品も福井時代を代表する作品のひとつとされている。 淡い絵具と墨を用いた繊細な画面で、人物画を得意とした又兵衛の技量が発揮されている。また、当初の図が分散せずに、全て揃っていることも貴重である。 |
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