福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
紙本金地著色 群鶴図六曲屏風
名称 紙本金地著色 群鶴図六曲屏風
よみがな しほんきんじちゃくしょく ぐんかくずろっきょくびょうぶ
指定区分 県指定
種別 有形文化財 絵画
時代 江戸時代前期
所有者所在地 福井市文京
所有者・管理者 福井県(県立美術館)
員数 1双
指定年月日 平成22.4.9
指定番号 福井県指定第375号
構造形式・法量 縦170.0cm、横357.0cm
公開状況
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文化財解説文  一隻に5羽、もう一隻に5羽の真鶴の成鳥を描いた屏風である。両隻とも、画面の端に引手の跡が認められ、四面分の襖絵を屏風に改装したことがわかる。旧所蔵者によると、松平家から拝領したものという。福井藩の史書である『続片聾記』や絵図などから、本図はかつて、福井城本丸御殿の「鶴の間」の襖絵であったことが分かっている。おそらく、寛文9年(1669)の大火後の福井城再建に際して制作されたものと考えられる。
 また、この襖絵の制作にあたっては、福井藩のお抱え絵師であった、岩佐又兵衛勝以の息子である源兵衛勝重が関わっている。福井城ゆかりの品として、歴史的にも貴重な史料である。
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