福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
若狭能倉座の神事能
名称 若狭能倉座の神事能
よみがな わかさのうくらざのしんじのう
指定区分 県指定
種別 民俗文化財 無形民俗
種類 無形民俗文化財
時代
保存団体・保持者 若狭能倉座
所在地・伝承地 若狭町南前川
指定・選択・認定年月日 昭和55.3.11
指定番号 福井県指定第224号、国選択
民俗芸能等群での分類 ふくいの農耕習俗(豊作への祈りと感謝)、厄除け行事・お祓いの芸能
公開状況 8月19日、20日他
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文化財解説文  若狭猿楽は、大和猿楽など近畿猿楽芸団の外周的存在であり、若狭猿楽の中心が倉座である。中世末より頭角を現した倉座は、近世に入って領主酒井家の保護を受け、観世流の影響を多分に受けながらも、芸態の古さを保持している。
 座は、座員20数名で組織されており、農村では五穀豊穣を祈る「風祈能」、漁村では大漁を祈る「海上安全能」として、神前で上演される。
 能は「一人翁」に始まり、神祇物、修羅物、蔓物、現在物、鬼物の五番と狂言一番以上の番組で上演することを原則とするが、時間の都合による変更もある。
 しかし、太夫と面筥持の両者で共演する「一人翁」は、必ず番組の一番先に上演され、この神事能の特色となっている。
 8月19、20日他で開催される。
※映像出典 若狭町伝統文化保存協会
動画
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