福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
花笠踊り
名称 花笠踊り
よみがな はながさおどり
指定区分 県指定
種別 民俗文化財 無形民俗
種類 無形民俗文化財
時代
保存団体・保持者 越前市柳元町
所在地・伝承地 花笠踊保存
指定・選択・認定年月日 昭和55.3.11
指定番号 福井県指定第223号
民俗芸能等群での分類 ふくいの農耕習俗(豊作への祈りと感謝)
公開状況 8月2~5日
交通案内
公式リンク
文化財解説文  旧服間村の柳、水間、市野々の各区は、昔、雨の少ない年には、水源である松ガ嶽の権現に雨乞いをし、その効があって雨が降ると、賀茂神社の秋祭で各区それぞれ芸能を奉納していた。その中で、柳区は花笠踊を担当し、同区には、明治・大正時代に花笠踊を奉納した際の費用帳簿が残されている。
 歌詞は、現在20数種が残るが、すべて歌えるわけでなく、「○○踊をひとおどり」といった風流小唄踊の基本型を踏襲している。また踊は、平踊、腰かえし、平と腰のまじりなどがあり、単純簡潔で、よく洗練された風流踊の型を残している。
 踊は雨乞いの必要なときのみ行われる。
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