
名称 | 明通寺寄進札 |
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よみがな | みょうつうじきしんふだ |
指定区分 | 国指定 |
種別 | 有形文化財 書跡・典籍・古文書 |
時代 | 鎌倉~江戸時代(14~17世紀) |
所有者所在地 | 小浜市 |
所有者・管理者 | 明通寺 |
員数 | 396枚 |
指定年月日 | 平成30.10.31 |
指定番号 | 文719号 |
構造形式・法量 | |
公開状況 | |
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公式リンク |
文化財解説文 | 父母親族の追善供養(ついぜんくよう)等のために、明通寺で経典を書写した際に米や銭を寄進した証として残された木札である。明通寺の本堂に掲げられていたもので、腐朽、欠損したものを除き、396 枚を数える。最古のものは延慶2年(1309)で、以後元禄7年(1694)まで約390年間の資料を残している。木札の形状にも時代的な変遷がみられ、銘文の表現方法もさまざまである。最古の紀年銘を持つ延慶2年(1309)の寄進札以外は、すべて如法経料足(にょほうきょうりょうそく)の寄進札である。願主(寄進者)は近在の土豪、武士、百姓、僧侶等の各階層にわたるほか、女性の願主もみられ、その数量と時代の幅なども合わせると、中世仏教信仰を示す木札の資料としては国内随一であり、きわめて貴重である。羽賀寺、飯盛寺、妙楽寺のものとあわせて、全国的に見ても貴重である。 |
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