
名称 | 尖頭状石器 有舌尖頭器 (附 石核) |
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よみがな | せんとうじょうせっき ゆうぜつせんとうき |
指定区分 | 国指定 |
種別 | 有形文化財 考古資料 |
時代 | 旧石器時代 |
所有者所在地 | 永平寺町 |
所有者・管理者 | 個人 |
員数 | 25点 |
指定年月日 | 平成9.6.30 |
指定番号 | 考517号 |
構造形式・法量 | |
公開状況 | |
交通案内 | |
公式リンク |
文化財解説文 | 永平寺町に位置する鳴鹿山鹿遺跡で出土した、有舌尖頭器23点・尖頭状石器1点・局部磨製石斧1点が指定を受けている。鳴鹿山鹿遺跡は九頭竜川によって形成された低位段丘に立地し、河川中流右岸に位置する。遺物は、明治元年前後の用水工事の際に発見され、その詳しい状況については、大野延太郎氏が『東京人類学雑誌』第140号で報告している。報告による検出状況は、「石核2点の上に大なる石鋒(尖頭状石器)を横たえ、その下に30余点の精巧なる石鏃(有舌尖頭器)が納められていた」という。県内の遺跡での有舌尖頭器の出土例は極めて低く、また、本遺跡のごとくまとまって出土している例は全国的にみても貴重なものである。 |
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