福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
西塚古墳
名称 西塚古墳
よみがな にしづかこふん
指定区分 国指定
種別 記念物 史跡
時代
所有者所在地 若狭町脇袋
所有者・管理者 若狭町
員数
指定年月日 昭和10.12.24
指定番号
構造形式・法量
公開状況 散策自由
交通案内 上中駅より
徒歩27分
公式リンク http://www1.city.obama.fukui.jp/japan_heritage/bunkazai/detail.php?id=1
文化財解説文 脇袋古墳群の西端に位置し、主軸を南北方向にとり、前方部を南に向けた前方後円墳である。現在は、後円部だけが現存する。前方部は大正5年(1916)鉄道小浜線建設に伴って削られた。平成3年(1991)度の調査結果から、墳丘長約74m、後円部径約39m、前方部幅約47mの規模の古墳である。古墳は盾形の周濠をもち、三段に築造されている。墳丘には葺石・埴輪がめぐらされている。埋葬施設は竪穴系横口式石室と考えられ、石室から、中国製神人画像鏡、四獣鏡、金製耳飾、金銅製帯金具、銅製鈴、馬具などの副葬品が出土し、宮内庁に保管されている。埴輪は、吉備地方や尾張地方の特色をもつものが認められ、それら地域との関係が伺われる。古墳の築造年代は5世紀後葉と考えられる。
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