福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
糸崎の仏舞
名称 糸崎の仏舞
よみがな いとざきのほとけのまい
指定区分 国指定
種別 民俗文化財 無形民俗
種類 重要無形民俗文化財
時代
保存団体・保持者 福井市糸崎町
所在地・伝承地 仏舞保存会
指定・選択・認定年月日 平成16.2.6
指定番号
民俗芸能等群での分類 舞楽法要・神楽
公開状況 隔年4月18日、32年目の大開帳と17年目の中開帳に各10日間
交通案内
公式リンク http://fukuisan.jp/ja/list/p001005.html
文化財解説文  隔年の4月18日のほか、32年目の大開帳と17年目の中開帳に各10日間舞われる。縁起によれば、天平勝宝(749~756)の頃、唐僧禅海上人が十一面観音菩薩像を奉じて来朝し、この地が自国の育王山の景勝に似ていることから、育王山糸崎寺と名付け開山したところ、諸々の菩薩や天女が集まり舞を舞って祝福賛美したといい、以来「仏舞」として奉納していると伝えられる。
 舞手には「仏手」、「だご仏」、「はし仏」、「念菩薩」、「角守」で、糸崎生まれの者に限られる。舞日の前後7日間は精進し、当日は塩風呂で身を清める。雅楽が奏される中、舞人は花道を通り舞台に上がり、太鼓と鉦のみで舞う。
 特に念菩薩の舞は、古典的優美な舞であり、一名「線の舞」と呼ばれる。上古の、僧舞の系統を引く舞である。
※映像出典 福井市商工労働部観光文化局文化振興課
動画
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