福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
紙本墨画 松柏に鷹図八曲屏風
名称 紙本墨画 松柏に鷹図八曲屏風
よみがな しほんぼくが まつかしわにたかずはっきょくびょうぶ
指定区分 県指定
種別 有形文化財 絵画
時代 桃山時代
所有者所在地 福井市文京
所有者・管理者 福井県(県立美術館)
員数 1双
指定年月日 平成24.3.23
指定番号 福井県指定第389号
構造形式・法量 縦153.0cm、横370.0cm
公開状況
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文化財解説文  本屏風は、曽我直庵(そがちょくあん)が描いた屏風である。鷹の絵は戦国武将に好まれた画題であるが、直庵は鷹の絵の名手といわれた桃山時代の画家である。絵師として越前朝倉氏に仕えた曽我派の末裔と考えられており、越前から堺に移り、堺で活躍したといわれている。
 右隻には、柏の木の下で、鋭い爪で黒い獣を捕える鷹の姿が、左隻には、松の木の下で岩にとまり、その姿を見つめる鷹の姿が描かれている。画面四周には金雲が施され、戦国大名に好まれた桃山時代の豪華な画風となっている。
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