福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
若狭国分寺跡
名称 若狭国分寺跡
よみがな わかさこくぶんじあと
指定区分 国指定
種別 記念物 史跡
時代
所有者所在地 小浜市国分
所有者・管理者 小浜市
員数
指定年月日 昭和51.12.23
指定番号
構造形式・法量
公開状況 散策自由
交通案内 東小浜駅より
徒歩16分
公式リンク https://www1.city.obama.fukui.jp/kanko-bunka/jisha-shiseki/80.html
文化財解説文 昭和47年(1972)から3年にわたり発掘調査が実施され、その規模等がほぼ明らかになっている。寺域は一辺約230m四方にわたり、伽羅配置は南大門・中門・金堂・講堂と軸線上に配し、その東に塔を置くという形態をとる。南大門と中門については、後世の破壊が著しい。金堂は現国分寺釈迦堂の真下になっており、平面規模は桁行五間(21.6m)、梁行四間(15m)である。講堂は、堀立柱の建物であったらしいが、全容は不明である。塔の初層辺長は8.1m、塔頂にあったと思われる水煙の一部が出土している。本国分寺の特徴として、各建物の規模が全国の国分寺に比べやや小さいことや、寺域内に巨大な円墳(径約50m)が遺存していることが挙げられる。また、発掘調査の結果、遺構等からは瓦の出土が認められないことから、瓦葺ではなかった可能性が高い。
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