
名称 | 北潟古謡どっしゃどっしゃ |
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よみがな | きたがたこようどっしゃどっしゃ |
指定区分 | 県指定 |
種別 | 民俗文化財 無形民俗 |
種類 | 無形民俗文化財 |
時代 | |
保存団体・保持者 | 北潟民謡保存会 |
所在地・伝承地 | あわら市北潟 |
指定・選択・認定年月日 | 平成6.5.20 |
指定番号 | 福井県指定第286号 |
民俗芸能等群での分類 | ふくいの盆行事 |
公開状況 | 7月末、8月14日、15日 |
交通案内 | |
公式リンク | http://www.city.awara.lg.jp/mokuteki/education/kyoudo/kyoudorekishishiryo/awarashinobunkazai/kensitei/mukeiminzoku/p006123.html |
文化財解説文 | あわら市北潟の安楽寺では、毎年7月末の八雲神社例大祭の際に盆踊りが行われる。盆踊りは盆に還ってくる先祖の魂を迎え、送る風習の中から発生した神送り行事で、特別な芸態はみられないが、北潟では古謡「どっしゃどっしゃ」に合わせて、老若男女が思い思いの姿で入り乱れて踊る。 盆踊りは、歌い手の音頭に合わせて踊り手が囃し詞を和して踊るのが一般的であり、古くは七・七・七・五音の民謡調であったが、近世にはいると、七・五あるいは五・七音で延々と続く口説きで踊るようになった。しかし北潟では三・七、七・五と独特の音律をもった音頭が伝承されている。こうした音律は記紀、万葉集などにもみられるもので、「どっしゃどっしゃ」は古代歌謡に近いといえるもので、北潟7集落のきわめて狭い地域に根付き、近世に流行した口説き節の浸透に耐えて伝承されてきたものと考えられる。 |
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