
名称 | 絹本著色 阿弥陀三尊来迎図 |
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よみがな | けんぽんちゃくしょく あみださんぞんらいごうず |
指定区分 | 県指定 |
種別 | 有形文化財 絵画 |
時代 | 朝鮮・高麗時代 |
所有者所在地 | 越前市 |
所有者・管理者 | 宗教法人粟生寺 |
員数 | 1幅 |
指定年月日 | 平成27.3.31 |
指定番号 | 福井県指定第408号 |
構造形式・法量 | 縦68.5cm、横31.5cm |
公開状況 | |
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文化財解説文 | 粟生寺は養老2年(718)開基と伝えられ、延徳年間(1489~1492)に中興の祖とされる真一上人が真盛上人に帰依し、天台真盛宗となった寺院である。 寺宝のひとつである絹本著色阿弥陀三尊来迎図は鎌倉時代の作で、三尊の肉身と衣をすべて金色で表す皆金色の三尊形式による来迎図である。銀雲上の踏割り蓮華に立つ阿弥陀如来が観音・勢至菩薩の二尊を率いて、臨終を迎えた信者の元へ来迎する様子を描く。阿弥陀如来および観音・勢至菩薩の衣は波文や麻葉文、輪宝文などの切金で緻密に装飾されている。 来迎図は平安時代後期以降に盛んに製作され、県内にも遺品は多いが、本図は繊細優美に描かれており、保存状態も良好である。 |
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