
名称 | 奈胡の六斎念仏 |
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よみがな | なごのろくさいねんぶつ |
指定区分 | 県指定 |
種別 | 民俗文化財 無形民俗 |
種類 | 無形民俗文化財 |
時代 | |
保存団体・保持者 | 奈胡区六斎念仏保存会 |
所在地・伝承地 | 小浜市奈胡 |
指定・選択・認定年月日 | 平成12.3.21 |
指定番号 | 福井県指定第332号 |
民俗芸能等群での分類 | ふくいの盆行事 |
公開状況 | 8月14日 |
交通案内 | |
公式リンク |
文化財解説文 | 小浜市奈胡に伝わる六斎念仏は、奈胡六斎念仏保存会により、8月14日の早朝から夕刻にかけて行われる。 保存会の一行は、早朝から場所を移して順々に六斎念仏を唱える。地区決めの墓地(六地蔵前、三界萬霊塔前、卒塔婆を納める所定地前など)を皮切りに、モリノシタと通称している聖地を拝する場所、地区内にある檀家寺を巡り、続いて各戸を一軒ずつ順に回って各仏前におよぶ。 子供が担当するものと壮年会有志が担当するものがあり、鉦をたたき、締め太鼓を打ちながら念仏とサン(和讃)を唱和する芸態のものと、太鼓うちが一踊りする芸態のものとに分けられる。コドモナミロクサイ(子供並六斎)、オトナナミロクサイ(大人並六斎)、オトナマイロクサイ(大人舞六斎)の3種類が伝わっている。 奈胡の六斎念仏は、地区内に疫病が蔓延し多数の犠牲者が出たのを機に、霊を鎮めようと内外海、阿納地区に伝わるものを習い覚えて受容したのがことの始まりと伝えられている。 |
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