
名称 | 小浜放生祭 |
---|---|
よみがな | おばまほうぜまつり |
指定区分 | 県指定 |
種別 | 民俗文化財 無形民俗 |
種類 | 無形民俗文化財 |
時代 | |
保存団体・保持者 | 放生祭祭礼委員会 |
所在地・伝承地 | 小浜市 |
指定・選択・認定年月日 | 平成14.4.23 |
指定番号 | 福井県指定第338号 |
民俗芸能等群での分類 | 港町の祭りと芸能 |
公開状況 | 9月敬老の日直前の土曜、日曜 |
交通案内 | |
公式リンク | https://hoze-matsuri.jp/ |
文化財解説文 | 放生祭は、毎年9月敬老の日直前の土・日曜日に行われる小浜八幡(男山八幡)の祭礼である。旧小浜24地区が隔年で12区ずつ、山車(囃子)、神楽(太鼓)、棒振り太鼓、獅子(三匹獅子舞)の4種類の芸能を奉納する。祭りの内容は、広峰神社の祇園祭を明治以後引き継いだものである。 広峰神社の祇園祭は、中世京都の祇園祭の影響を受け江戸時代から行われていたと考えられる。江戸時代には、三基の神輿が小浜八幡宮内のお旅所へ向かう時に、棒振り太鼓・神楽・三匹獅子舞が供奉した。7日後、神輿が広峰神社に還御する際には、小浜の町民たちは華やかな練物や山車を曳き、長大な行列をしたてて従った。明治維新後、氏子の地域割りが変わり、小浜町民は小浜八幡の例祭放生祭に参加することになり、初期の混乱はあったものの、明治中期からは徐々に賑わいを取り戻し、現在に至っている。 若狭地域に数多く分布する棒振り太鼓や神楽、山車の囃子には、小浜から習ったと伝えているところも多く、周辺の祭礼芸能にも強い影響力を持っている。 |
---|