
名称 | 絹本著色 阿弥陀三尊来迎図 |
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よみがな | けんぽんちゃくしょく あみださんぞんらいごうず |
指定区分 | 県指定 |
種別 | 有形文化財 絵画 |
時代 | 南宋時代 |
所有者所在地 | 越前市 |
所有者・管理者 | 宗教法人正覚寺 |
員数 | 1幅 |
指定年月日 | 平成29.3.31 |
指定番号 | 福井県指定第427号 |
構造形式・法量 | 縦67.2cm 横47.0cm |
公開状況 | |
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文化財解説文 | 阿弥陀如来が観音菩薩・勢至菩薩の二尊を率いて、臨終を迎えた信者の元へ来迎する様子を描いた阿弥陀三尊来迎図である。中央の阿弥陀如来は緑色の裳に赤い衣をまとい、右手は垂下して掌を外に向け、左手は胸前で第1指と第3指を捻じる。観音菩薩は白色の裳に緑色の衣をまとい両手で蓮台を捧げ、勢至菩薩は白色の衣をまとい合掌する姿で描かれる。赤や緑を用いた色彩や細かい衣の襞、観音・勢至の華やかな瓔珞の表現などは南宋時代仏画の特徴をよく現す。 伝来の経緯は不明であるが、越前国が交易地として繁栄していたことを物語る貴重な文化財のひとつである。 |
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