
名称 | 上中の六斎念仏 |
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よみがな | かみなかのろくさいねんぶつ |
指定区分 | 国選択 |
種別 | 民俗文化財 無形民俗 |
種類 | 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財 |
時代 | |
保存団体・保持者 | 三宅六斎念仏保存会、瓜生六斎念仏保存会 |
所在地・伝承地 | 若狭町三宅・瓜生 |
指定・選択・認定年月日 | 昭和47.8.5 |
指定番号 | |
民俗芸能等群での分類 | ふくいの盆行事 |
公開状況 | 8月13日~8月15日 |
交通案内 | |
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文化財解説文 | 【三宅六斎念仏】
六斎念仏は、室町時代に京都方面からこの地に伝えられたという。明治時代に中断があったが、大正5年(1916)に再興した。青年が念仏者となり子供が踊りをし、太鼓と鉦を使用する。盆の13日の夕方に、区の西半分、14日に残り半分の家をまわり、六斎念仏を行う。普通は玄関前で行うが、新仏のあった家では、「獅子」と「牡丹」という曲を仏前で打つ場合もある。15日夜には、寺の施餓鬼の後、全曲目を打ち、24日には地蔵堂で打つ。曲目には、獅子、牡丹、千鳥、柏、今ばいの5種があり、念仏には、門つき念仏、融通和讃、しゃば讃がある。 【瓜生六斎念仏】 享和4年(1804)の永々念仏講廻口帳によれば、昔から釈迦如来を祀る念仏堂があり、参籠講を結び毎月六斎念仏を行ってきた。永承(1650頃)の大火で念仏堂を消失し一時中断したが、その後講員も増え、今では大変隆盛となったとある。 講員が念仏者となり、少年が踊り、盆の13、14日に全戸と墓地、地蔵堂で勤行する。 曲目には、一天かえし、みだれ、ちどり、ごたん、かけかんじょう、ししの6種があり、念仏には、六斎光明和讃、一三仏讃、四へん、はくまい、融通和讃、しゃば和讃がある。 ※映像出典 若狭町伝統文化保存協会 |
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