
名称 | 椎村神社の祭り |
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よみがな | しいむらじんじゃのまつり |
指定区分 | 県指定 |
種別 | 民俗文化財 無形民俗 |
種類 | 無形民俗文化財 |
時代 | |
保存団体・保持者 | 小浜市若狭区 |
所在地・伝承地 | 小浜市若狭 |
指定・選択・認定年月日 | 平成16.4.20 |
指定番号 | 福井県指定第348号 |
民俗芸能等群での分類 | ふくいの農耕習俗(豊作への祈りと感謝) |
公開状況 | 5月4日~6日 |
交通案内 | |
公式リンク |
文化財解説文 | 椎村神社の祭りは小浜市若狭区の椎村神社で5月4日~6日に行われる祭りである。祭りは、5月4日の宵祭り、5月5日の本祭り、5月6日の行事に大別される。宵祭りには、幟立て、オタビトリ(御旅所に敷く盛砂の用意)、粽巻き、シンジゴト(神事ごと。ナガトコにおける酒盛を伴う祭りの事前打ち合わせ)などがある。本祭りには居住地区から離れた神社から通称オフダバ(お札場)のお旅所へ神輿の渡御がある。 宵祭りに1回、本祭りに4回、獅子舞と天狗舞とがある。獅子舞は二人立ち。天狗舞は王の舞とも呼ばれ、天狗面を被ったツキヤクが御幣の垂れをつけた鉾を手にしてトブ(演ずる)。災厄(人身御供)を避け、作物を荒らすシシ退治を模したものだと伝えている。 この祭りには、『若狭郡縣志』や、『稚狭考』、大神輿小神輿の底板の墨書などの記録があり、古くは旧暦5月5日あるいは4月末の申の日に行われていたことがわかっている。 この祭りは、地区内の各年齢層の参加により維持されていること、ケガレ(穢)を強く避け、伝統を厳守しようとしてきたこと、祭り行事の古態を今に伝えていることなどの特徴をもつ。 |
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