
名称 | 板地著色 若衆歌舞伎図絵馬 |
---|---|
よみがな | いたじちゃくしょく わかしゅうかぶきずえま |
指定区分 | 県指定 |
種別 | 有形文化財 絵画 |
時代 | 江戸時代 寛文2年(1662) |
所有者所在地 | 小浜市 |
所有者・管理者 | 宗教法人妙楽寺 |
員数 | 1面 |
指定年月日 | 平成30.3.30 |
指定番号 | 福井県指定第437号 |
構造形式・法量 | 縦126.5cm、横145.0cm |
公開状況 | |
交通案内 | |
公式リンク |
文化財解説文 | 若衆歌舞伎は、初期歌舞伎の一形態で、17世紀の一時期に流行した。寛永6年(1629)女歌舞伎禁止のあとに台頭したもので、前髪のある美少年(若衆)の舞踊を中心とし、承応元年(1652)風紀上の理由から禁止された。 小浜の妙楽寺は、江戸時代前期には踊りや見世物の類が催される遊楽の場であったことが江戸時代の地誌『拾椎雑話』にみえるが、妙楽寺に伝わった本図は、華やかな装束を着け三味線・鼓・締太鼓に合わせて6人で群舞する若衆やそれを見物する人びとなどを描き、若衆歌舞伎の芸態を伝える、全国的にも数少ない絵馬のひとつである。また「寛文二壬寅歳六月」の紀年銘をもち、若衆歌舞伎がその禁止後も若狭で上演されていたことを示しており、本県の文化史上においても重要な絵画である。 |
---|