
名称 | 紙本金地著色 祭礼図絵馬 |
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よみがな | しほんきんじちゃくしょく さいれいずえま |
指定区分 | 県指定 |
種別 | 有形文化財 絵画 |
時代 | 江戸時代 寛文3年(1663) |
所有者所在地 | 越前市 |
所有者・管理者 | 宗教法人大瀧神社 |
員数 | 1面 |
指定年月日 | 平成30.3.30 |
指定番号 | 福井県指定第438号 |
構造形式・法量 | 縦54.5cm、横95.0cm |
公開状況 | |
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文化財解説文 | 墨書から、寛文3年(1663)に今立郡大滝の三田村伊左衛門尉吉次により大瀧神社に奉納されたものであることがわかる。奥宮を象徴する大滝や大杉などが表現されている。金地の料紙に描かれた祭礼図の画題は古風であり、神輿を奉ずる人びとを描く。神輿の形状などから大瀧神社の祭礼を直接みて描いたものではないと思われる。裏面の墨書銘や画風から中央の絵師の手になるものとみられ、優れた作例である。この図の願主である三田村伊左衛門尉吉次は、絵馬裏面の墨書銘によると、福井藩の御紙屋の筆頭で幕府にも奉書紙を納入していた三田村和泉(三田村吉広)の子であり、ある「宿願」が成就したのでこの絵馬を奉納したことがわかる。なお、この絵馬とほぼ同時期の寛文2年正月に「三十六歌仙図」も同人により奉納されたことがわかり、かつては36枚の板絵が存在したはずであるが、残念ながらその大半は失われている。 |
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