福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
深谷家住宅洋館
名称 深谷家住宅洋館
よみがな ふかやけじゅうたくようかん
指定区分 国登録
種別 有形文化財 建造物
時代 明治12年(1879)
所有者所在地 勝山市元町
所有者・管理者 個人
員数 1棟
指定年月日 平成23.7.25
指定番号 18-0091
構造形式・法量
公開状況
交通案内 勝山市コミュニティーバス「沢町」下車、
徒歩2分
公式リンク https://www.city.katsuyama.fukui.jp/site/cultural/6530.html
文化財解説文  深谷家住宅洋館は明治12年(1879)に診療所として建てられた。1階には診察室や待合室があり、2階には病室が設けられていたが、現在は住居として改造されている。木造2階建、寄棟造桟瓦葺で、桁行7間半(14m)、梁間6間半(12m)。起りをもつ屋根や、軒裏まで塗りこめられた白漆喰の外壁、等間隔に連続して並ぶ窓など、当初の状態をよく留めている。棟木に墨書銘があり、明治12年に藤田九右衛門よって建てられたことが分かる。東面には同じ頃に建てられたとされる和風建築が隣接する。木造平屋建、寄棟造桟瓦葺の瀟洒な建物で、庭とともに、落ち着いた景観を作り出している。県内には、現存する明治期の洋風建築は数が少なく、貴重な遺構である。
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