福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
えちぜん鉄道鷲塚針原駅本屋
名称 えちぜん鉄道鷲塚針原駅本屋
よみがな えちぜんてつどうわしづかはりばらえきほんや
指定区分 国登録
種別 有形文化財 建造物
時代 昭和3年(1928)
所有者所在地 福井市河合鷲塚町
所有者・管理者 えちぜん鉄道株式会社
員数 1棟
指定年月日 平成23.7.25
指定番号 18-0094
構造形式・法量
公開状況
交通案内 福井駅より
21分乗車
公式リンク http://www.city.awara.lg.jp/mokuteki/education/kyoudo/kyoudorekishishiryo/awarashinobunkazai/sonota/p006201.html
文化財解説文  現在のえちぜん鉄道 三国芦原線の鷲塚針原駅は、昭和3年(1928)12月の三国芦原電気鉄道(株)によって敷設された福井-芦原間の鉄道開業によって建てられた駅である。鉄道の営業は、昭和17年に三国芦原電気鉄道(株)から京福電気鉄道(株)に、平成15年(2003)にはえちぜん鉄道(株)に譲渡されている。鷲塚針原駅は木造平屋建、寄棟造桟瓦葺の建物である。桁行9.9m、梁間3.6m。正面南側に半切妻屋根の車寄せを設ける。車寄せやホーム上屋にはレールを加工した柱が用いられている。昭和23年(1948)の福井地震で三国芦原線の駅舎のほとんどが倒壊したと言われているが、鷲塚針原駅は倒壊を免れたという。外壁をトタンで覆うなど、後の改造もみられるが、開駅当初の面影を残す数少ない駅舎のひとつである。
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