
名称 | 絹本著色 地蔵十王図 |
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よみがな | けんぽんちゃくしょく じぞうじゅうおうず |
指定区分 | 県指定 |
種別 | 有形文化財 絵画 |
時代 | 鎌倉時代 |
所有者所在地 | 越前市(武生公会堂記念館寄託) |
所有者・管理者 | 宗教法人永泉寺 |
員数 | 1幅 |
指定年月日 | 平成31.3.22 |
指定番号 | 福井県指定第446号 |
構造形式・法量 | 縦107.8cm、横59.3cm |
公開状況 | |
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文化財解説文 | 仏教における地獄の亡者を救済する地蔵菩薩と、道教で信仰されていた亡者の罪を裁く十王とを一幅に描いた図である。本図の地蔵菩薩は左向きで、二重の円光背を負い宣字座と称される台座に座る姿が描かれ、その左右には従者、下には十王が描かれている。同じ形式の図は例が少なく、国内で数点が確認されているのみである。地蔵菩薩の衣は切金や金泥による文様が描かれ、装身具には金箔が用いられるなど、華麗な装飾がみられる。県下には本図だけでなく、小浜市愛宕神社(あたごじんじゃ)にもう1幅が伝わる。なお本図は、享保2年(1717)に修理されており、明治13年(1880)に永泉寺に寄付されたとの記録がある。 |
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