福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
明治殿
名称 明治殿
よみがな めいじでん
指定区分 国登録
種別 有形文化財 建造物
時代 昭和7年(1932)
所有者所在地 南越前町今庄
所有者・管理者 南越前町
員数 1棟
指定年月日 平成23.7.25
指定番号 18-0104
構造形式・法量
公開状況
交通案内 今庄駅より
徒歩5分

今庄ICより
車で10分
公式リンク https://www.fukureki.com/minamietizen/meiji.html
文化財解説文  明治殿は、北陸街道の宿場町として栄えた今庄宿にある。明治になると廃れてしまった宿場町が多い中、今庄には鉄道が通り、近代以降も交通の要衝として活気にあふれた町であった。現在、明治殿が建つ場所は、江戸時代に福井藩の大庄屋で、本陣でもあった後藤家の屋敷地であった。明治11年(1878)に明治天皇が北陸地方を巡幸された際には行在所(あんざいしょ)となった。その後、後藤家は他所に移ってしまったが、地元の田中和吉氏によって、敷地内の整備が行われ、昭和7年(1932)、明治天皇の行在所を再現した明治殿が建てられた。木造平屋建、屋根は入母屋造銅板葺で、前方に唐破風の向拝を設ける。桁行7.6m、梁間6.5m。内部中央に、明治天皇が利用したという10畳の座敷が再現されている。
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