福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
水海のばいもしょ
名称 水海のばいもしょ
よみがな みずうみのばいもしょ
指定区分 県指定
種別 民俗文化財 無形民俗
種類 無形民俗文化財
時代
保存団体・保持者 鵜甘神社氏子会
所在地・伝承地 池田町水海
指定・選択・認定年月日 平成18.4.25
指定番号 福井県指定第358号
民俗芸能等群での分類 越前の正月・小正月行事
公開状況 2月13日
交通案内
公式リンク
文化財解説文  水海のばいもしょは、毎年新暦2月13日午後、鵜甘神社拝殿および境内で行われる。もともとは鵜甘神社に合祀されている賀宝五社の行事である。ばいもしょう、ばいましょう、棒ちぎりなど、いろいろに呼ばれているが、古くは「なるわい(鳴合)」といった。
 神事では、田遊びの詞章を祭壇前に立った紋付姿の2人が詞章本を見ながら読み進めていく。右側がバア、左側がジイで、途中、餅を刺して鍬に仕立てた棒を肩に担ぎゆっくり回し、お供えの米を少量パラパラ蒔く。苗見作業の後、ジイが拝殿外の縁側から境内に向けて5本の棒を投げると、外で待っていた子供達が棒を奪い合う。子供達は土足のまま拝殿内板の間で「ともせんせんや」と歌い囃し、棒で床をドンドン叩きながら数回円を描いたあと、全員が餅をもらって解散となる。バアは祭壇前で残りの詞章を読み進む。約30分で田遊び神事は終わる。
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