福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
勝山左義長
名称 勝山左義長
よみがな かつやまさぎちょう
指定区分 県指定
種別 民俗文化財 無形民俗
種類 無形民俗文化財
時代
保存団体・保持者 13区(立川区、上郡区、上袋田区、下袋田区、富田区、上長渕区、下長渕区、芳野区、沢区、下後区、中後区、上後区、元町2丁目)
所在地・伝承地 勝山市街地(旧勝山町域)
指定・選択・認定年月日 平成20.2.22
指定番号 福井県指定第368号
民俗芸能等群での分類 越前の正月・小正月行事、厄除け行事・お祓いの芸能
公開状況 2月最終土曜・日曜
交通案内
公式リンク https://www.city.katsuyama.fukui.jp/kankou/sagityo/
文化財解説文  勝山左義長は、県内の左義長の中では最大規模の華やかな祭で、2月の最終土・日曜日に行われている。
 江戸時代から続くこの祭は、旧勝山町域の13区で行われている。入母屋造り2階建ての左義長櫓の上で、浮き太鼓や三味線、篠笛、鉦に合わせて「蝶よ花よ・・」と囃される左義長囃子はつとに知られている。
 特に浮き太鼓は、地のリズムの打ち手と、身振り手振りよろしく浮かれて太鼓を打つもので、また、太鼓の革面に子供を座らせたり、棒で革面を押えるなど、音の響きを抑えているのも特徴である。
 このほか、時代や世相を風刺した川柳を貼りこんだ「絵行灯」、身近な品物で干支などを作った「作り物」、綿をつめた布張りの飾り物「押し絵」などで、街路が飾り付けられる。
 最後には、各町のご神体(松飾り)を燃やすドンド焼が川原で行われ、祭はクライマックスを迎える。
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