
文化財解説文 | 北谷道具博物館の建物は、大正後期に民家として建てられ、昭和12年(1937)に北谷郵便局の建物となり、外観を洋風に改修し、内部も郵便局として改修された。昭和60年の閉局まで白峰方面と福井をつなぐ拠点として利用に供した。平成27年(2015)、近隣のかつやま子どもの村小中学校が建物を譲り受け、北谷の昔の暮らしの道具を展示する博物館として平成30年3月に開館した。建物は、木造二階建で、外観はペンキ塗の下見板張を施す。今も郵便局舎の外観を留め、県内に残る数少ない郵便局舎として貴重である。 |
---|