福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
若狭町熊川宿
名称 若狭町熊川宿
よみがな わかさちょうくまがわしゅく
指定区分 国選定
種別 重要伝統的建造物群保存地区 宿場町
時代
所有者所在地 若狭町熊川
所有者・管理者
員数
指定年月日 平成8年7月9日
指定番号
構造形式・法量
公開状況
交通案内 JR上中駅下車/近江今津行きJRバス「熊川」下車徒歩約3分
舞鶴若狭自動車道若狭上中IC~車約15分
(京阪神方面からは滋賀県高島市を通る国道303号線を北上)
公式リンク http://kumagawa-juku.com/
文化財解説文  熊川宿は若狭街道の物資流通の中継地点として繁栄した宿場町である。集落としての成立は不明であるが、天正(てんしょう)15年(1587)に若狭の国主となった浅野長政(あさのながまさ)が諸役(しょやく)免除などの保護を行い、宿場としての基礎を築いたと考えられている。
 保存地区は東西方向に通る若狭街道沿いに形成された旧宿場町の大部分を占める延長約1.1㎞、幅約100mの範囲で、東より上ノ町(かみんちょう)、中ノ町(なかんちょう)、下ノ町(しもんちょう)で構成される。街道沿いには前川と呼ばれる水路が流れ、屋敷への出入口に石橋がかかり、所々に「かわと」とよばれる石組の洗い場が設けられている。緩やかな屈曲(くっきょく)と勾配(こうばい)を持つ街道に沿って、平入と妻入(つまいり)の主屋(おもや)が入り交じって建ち並び、変化ある景観が形成されていいる。
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