福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
高徳寺本堂
名称 高徳寺本堂
よみがな こうとくじほんどう
指定区分 県指定
種別 有形文化財 建造物
時代 江戸初期
所有者所在地 敦賀市神楽町2丁目5-7
所有者・管理者 高徳寺
員数 1棟
指定年月日 昭和57.4.23
指定番号 福井県指定第230号
構造形式・法量 入母屋造、桟瓦葺、正面18.3m、側面16.03m、向拝(側面)2.73m 
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文化財解説文  高徳寺は、明応9年(1500)、祐怡の開基と伝えられる真宗大谷派の寺院である。本堂は、正面18.29m、側面16.03m、入母屋造桟瓦葺で、元和元年(1615)の上棟と伝えられている。奥行1間と、非常に奥行きが浅く、背面に三つ並びの押板形式の仏壇を配し、後門は開かない。仏壇中央の2本の柱を八角とするほかは、すべて面取角柱とする。
 小規模の改造は見られるものの、全体的に建立当初の形をよくとどめている。また、虹梁・組物・蟇股等の絵様等の示す様式も古式であって、伝来のとおり、元和元年上棟の可能性が考えられ、古い形式の浄土真宗寺院本堂の様子を非常によく伝える貴重な建物である。
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