福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
名称 石造 狛犬(永正十四年銘)
よみがな せきぞう こまいぬ(えいしょうじゅうよねんめい)
指定区分 県指定
種別 有形文化財 彫刻
時代 室町時代 永正14年(1517)
所有者所在地 あわら市春宮2丁目14-1(あわら市郷土歴史資料館に寄託)
所有者・管理者 指中区
員数 1対
指定年月日 令和3.9.7
指定番号 福井県指定第472号
構造形式・法量 石造 緑色凝灰岩(笏谷石・越前青石)製

阿形像
総高33.3㎝ 像高30.3㎝ 頂-顎13.0㎝ 耳張11.2㎝ 面奥13.4㎝
体幅12.2㎝ 体長26.0㎝ 前足開(外)9.8㎝(内)3.5㎝
後足開(外)10.2㎝ 台座幅(前)12.0㎝(後)12.0㎝ 台座長25.5㎝

吽形
総高34.3㎝ 像高31.4㎝ 頂-顎12.2㎝ 耳張12.2㎝ 面奥13.6㎝
体幅13.2㎝ 体長27.1㎝ 前足開(外)10.5㎝(内)4.3㎝
後足開(外)10.5㎝ 台座幅(前)12.7㎝(後)12.2㎝ 台座長26.8㎝
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文化財解説文  本狛犬は、あわら市・指中神社(ゆびなかじんじゃ)に伝来し、台座の刻銘から永正14年(1517)に造られたことがわかる。この年紀は、笏谷石(しゃくだにいし)を用いて造られた狛犬のなかで、あわら市沢・春日神社(かすがじんじゃ)の「石造狛犬(永正十二年銘)」(平成29年3月31日県指定)に次ぐものである。本作例は、越前狛犬の現存作例中では2番目に古い銘を有し、髪部を3段で表すなどの初発的な表現がみられることで注目される。また前後の作例との比較から、越前狛犬の理解を深めるのに重要な作例となる。
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