福井の文化財cultural assets

文化財詳細

文化財詳細
舟津神社本殿 
名称 舟津神社本殿 
よみがな ふなつじんじゃほんでん
指定区分 県指定
種別 有形文化財 建造物
時代 江戸後期 文政3年(1820)
所有者所在地 鯖江市舟津町1-3-5
所有者・管理者 舟津神社
員数 1棟
指定年月日 平成10.4.24
指定番号 福井県指定第306号
構造形式・法量
公開状況
交通案内
公式リンク
文化財解説文  舟津神社は延喜式に見られる古社で、「舟津社記」によると、寛保2年(1742)に現在地に遷座したという。本殿は、五間社流造、柿葺の建物で、正面8.399m、側面6.830mの身舎部の背面中央に3間(5.454m)×2間(2.830m)の庇を突出させ、正面と側面の3方に緑を廻し、7段の階段を設ける。正面全体に設けられた3間の向拝は、中央間を広くし、向拝柱を角とする他は円柱を用いる。
 神社の記録から、文化11年(1814)に着手、6年後の文政3年に完成したことが分かっている。この建物は、現存する県内最大級の本殿であり、当初形式をよくとどめていること等、近世神社本殿のあり方をよく示している。
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