名称 | 越前和紙技術(打雲、飛雲、水玉) |
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よみがな | えちぜんわしぎじゅつ(うちぐも、とびぐも、みずたま) |
指定区分 | 県指定 |
種別 | 無形文化財 工芸技術 |
時代 | |
所有者所在地 | 地域を定めず |
所有者・管理者 | |
員数 | |
指定年月日 | 昭和32.7.30 |
指定番号 | |
構造形式・法量 | |
公開状況 | |
交通案内 | |
公式リンク |
文化財解説文 | 越前市(旧今立町)の五箇(大滝、不老、岩本、新在家、定友)地方には、伝統的な手漉き技術による越前和紙が伝わっている。打雲、飛雲、水玉は、いわゆる漉掛けの技法である。
漉掛けとは、別に漉かれた、地紙の上に、さらに模様を漉き掛ける方法をいう。模様は、「花」と呼ばれる、雁皮紙を染めて乾かし、これを叩いて短繊維にもどし、水で溶いたものにネリを加えたものである。漉掛けには鳥の子紙を用い、二人が一組で地紙を漉きあげ、適当に水がきれたところへ、技能者が「花」を漉き掛ける。打雲は、通常天地に山並みのように連雲を、飛雲は全面にちぎれ雲を、水玉は水滴のように模様を漉き掛ける。 現在、越前和紙技術は、保持者である3代目岩野平三郎氏が平成28年に亡くなってから空位になっている。 |
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